From.

君と同じ時代に生まれてきた 僕らはツイてる

あなたは、永遠に

今回はももいろクローバーZの緑こと有安杏果ちゃんについてのお話。

かなり個人的な思い出をつらつらと語ってます。

しかも長いです。

少しだけどNEWSも関係してるので、タグ失礼します。

 

ちなみに今回本人は「卒業」と言っている。

ただ、グループから離脱する以上、「脱退」だと思うのでこのブログでは「脱退」と書かせていただく部分があります。

 

このブログでは簡単に書いたことがあるのだけれど。

私とももいろクローバーZの出会いは2012年。

奇しくもNEWSから2人が脱退発表した後、チャンカパーナのリリースまでの期間にあった。

当時のNEWSはほぼグループとしての活動がなく、それぞれのラジオが一番の情報源だった。

その時にメンバーの手越祐也が頻繁に口ずさんでいたメロディがあった。

「我らはアイドル 週末ヒロインももクロ

ももクロというものを見た目も声も知らず、ただこのフレーズだけを聴いた時、何という曲だと思った。

あまりに気になるので検索してみた。

出てきたのは「Z伝説~終わりなき革命~」、これまた何というタイトルだと思った。

女性アイドルの曲に見えなかった。

手越さんはラジオではハイテンションな状態で歌っていたため、本当はどんな曲なんだろうと思い、動画を再生させた。

 

 [

 

衝撃を受けた。

なんなんだ、これは。女性アイドルなのか?戦隊ものなのか?

気付いたときには、もう一度再生ボタンを3回押していた。

 

「Z伝説~終わりなき革命~」は、ももクロの青であったあかりん(早見あかりちゃん)が脱退したあと、2011年に5人で初めてリリースしたシングル。

5人の自己紹介ソングであり、東日本大震災を受けてのももクロなりの応援ソングでもあった。

 

このPVでは戦隊もの風なメンバーカラー衣装と、 


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私服風衣装と2パターンある。

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初めて見たときは、イマイチこれが同じ子たちだと繋がらなかった。

それくらい戦隊もの風衣装はインパクトがあった。

 その中でも、私が推しを決めたのはこの瞬間。
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しおりん(玉井詩織ちゃん・黄色)とあーりん(佐々木彩夏ちゃん・ピンク)の後ろからひょこっと顔を出す杏果。

なぜここだったのかはわからない。

でもどうしてもこの瞬間、杏果が気になって仕方なかったのだ。

 

つまり私はももクロでは生粋の杏果推し。

もちろん他の4人も好きだけど、推しは杏果しかいないのだ。

 

そんなことでももクロを知った私。 

何となく知ったものの、ライブが主な活動である彼女たちをテレビで見ることは少なく、ひたすらYouTubeで動画を漁る日々。

 

そんなとき、バイトの友人がモノノフ(ももクロファン)であったことを知り、さらに国立競技場でのライブが決定。 

これは行くしか!

でもいきなり現地はハードルが高い…

その結果ライブビューイングに行くことに。

ジャニーズではあまり馴染みのないライブビューイングは、ライブの生中継を映画館で見られる。

現地のチケットは取れなかったけど見たい、遠征できないから地元で見たいなどにこたえてくれるもの。

これがももクロのライブへの第1歩。

 

国立競技場初日。

 ももクロを知って2年弱。

ひたすらYouTubeでいろんな動画を見ていたものの、ちゃんとライブを見るのは初めて。

ドキドキしながら映画館へ。

もちろんライブは素敵で、5人のきらきらした笑顔が見られた。

帰りに写真を購入。

ももクロの写真は、ランダムに5枚入っていてたまにサイン入りやコメント付きのものがある。

 そこで出てきたのがこちら。
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杏果のサイン入り写真。

 そもそもサイン入り自体レアなのに、杏果のもので。

勝手にではあるけど、運命だと思った。

(これ以降写真たくさん購入したけど、サイン入りは2枚だけ。)

 

このライブの約1ヶ月後。

ももクロのファンクラブ(Angel Eyes、通称AE)限定ライブが西武ドームで開催されることを知り、ジャニーズでもしたことがない遠征を決め、AEに入会。

知り合いもいないまま夜行バスで西武ドームへ。

 行ってみれば私服の人はほぼ見当たらず、みんなツアーグッズやメンバーカラーグッズ、はたまた衣装を自作して着てくる人ばかり。

もちろんジャニーズでもいるけれど、比率がすごい。

しかも、派手。

はじめは私服でいたけれど、あまりにカラーがすごいので、こっそりリュックに忍ばせていたZ伝説の衣装に着替え、集合写真に参加。
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ね、派手でしょ?

この日はファンクラブイベントだから、ファンクラブ限定の白いベレー帽をかぶっているのですが、みんなこんな感じです。

 

記念すべきライブ初参加。

席は全然近くなかったけど、そんなの関係なくてみんなでコールしたり、フリコピしたり大盛り上がり。

 

もっとこの空間を楽しみたいけれど、ライブは関東が中心。

周りのモノノフは友人1人だけ。

と思っていたとき、Facebookで関西のモノノフの集まりがあることを知った。

すぐにコンタクトを取り、そのままオフ会へ。

私がこんなに行動できたのはこの時と去年参加した圭人くんのお誕生日会くらいです。

 

そんなこんなで関東のライブは遠征し、関西のライブはほぼ欠かさず参加したり、モノノフ同士でライブ並に盛り上がるももクロカラオケ通称ももカラをしたり…気付けば4年近くが経っていた。

 

2018年1月15日。

 仕事が休みで予定もなかった私が、ふとTwitterをのぞくとトレンドに「有安杏果」の文字。

何か胸騒ぎがしてその文字を押すと、「卒業」「引退」…

 

嘘だと思った。

嘘だと言ってほしかった。

 

でもどこか納得するところもあった。

 

実は2017年12月20日、大阪で行われたももクロのライブの際、私はトロッコの乗り降りする場所のすぐ横でメンバーとかなり近かった。

どのメンバーも乗り降りする時間の間にこちらを見てくれて、手を振ってくれたり指さしてくれたりした。

しかし、杏果はあまりそれをしなかった。

普段なら私たちに近付くためにしゃがんでくれる杏果が。

違和感があった。

いつもならそんなことはなかったから。

辞めることを公表していない杏果は緑を着ている私たちを見るのがつらかったのでは、と思えば合点がいく。

まぁ、勝手な思いかも知れないけれど。

 

そして、引退の理由は「普通の女の子になりたい」。

メンバーも言ってたが、それを止めることはできない、杏果の人生だから。

0歳から芸能界で生きてきた杏果にとって、「普通の女の子」でいた時間はほぼない。

だから「普通の女の子に戻りたい」ではなく、「普通の女の子になりたい」という理由。

 

自担グループの脱退から約6年の時を経て、また推しの脱退に立ち会うことになろうとは全く予想していなくて。

今でも5人で笑っているような気がして仕方ない。

でも、もう杏果はステージの上には、テレビの中には、ブログの向こうにはいない。

それならせめて、どうか幸せになってほしい。

 

もうすぐ3月15日。

有安杏果は23歳になる。

その日、オフィシャルブログは閉鎖を向かえる。

杏果は本当に私たちの前から姿を消す。

その前にどうしてもこの思いを書いておきたかった。

これが杏果の目に入るかはわからない。

エゴサーチの常習犯なので、見つけるかも知れないけれど)

でも、どうか私の中で気持ちの整理をつけるため、長々ブログを書いた。

 

 

小さくて頑張りやで、遠慮深くて気遣いで、「歌もダンスも誰にも負けない」有安杏果が私はずっと大好きだ。

こどもを気遣う言葉をかけたり、身長の小さな人に向けたライブを考えたり、ファンの大量のコメントを全部読んで自分で集計したり。

いつもいつもモノノフを思ってくれて、本当にありがとう。

どうか、幸せな人生を送ってください。

大好きだよ、ありがとう。

 

P.S.

もしも戻りたくなったらまた帰ってきてね。